韓国の税金・第1編:譲渡所得税・相続税・贈与税の基本
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Oiyo寄稿者
韓国の資産移転に伴う税金
この記事は韓国の制度を扱います。以下の事例や機関は日本など他国の税制を案内するものではありません。実際の申告や取引の前に、韓国の税務当局や専門家に最新の条件をご確認ください。
私たちが資産を他人に譲渡したり、逆に他人から譲り受けたりする際、国に納めなければならない税金は大きく分けて3つあります。譲渡所得税、相続税、そして贈与税です。これら3つはいずれも「資産の移動」にかかるという共通点がありますが、対価を受け取ったかどうか、また死亡の有無によって課税方法や節税のコツが完全に異なります。
1. 譲渡所得税(Capital Gains Tax)
譲渡税とは何か?
- 概念: 資産(焦点は「不動産」や「株式」)を他人に処分(譲渡)する際、自分が買った時の価格(取得価額)より、売った時の価格(譲渡価額)のほうが高いために発生した「値上がり益(譲渡差益)」に対してかかる税金です。
- ポイント: 利益がなければ税金もありません。買った価格のまま売ったり、損して売ったりした場合、譲渡所得税は「0ウォン」です。(ただし、課税官庁への申告は必要です。)
節税の核心:1世帯1住宅非課税
譲渡所得税節税の花形は断然「非課税」です。
- 1世帯が1住宅を2年以上保有(調整対象地域は2年居住要件が追加)して譲渡する場合、譲渡価額12億ウォンまでは譲渡所得税を1ウォンも支払う必要がありません。
- 夫婦共同名義を活用すると、譲渡差益を半分に分けて累進税率を下げる(課税標準の分散)効果を得ることができます。
2. 相続税と贈与税(Inheritance Tax & Gift Tax)
相続と贈与はいずれも対価なしに(無償で)資産を他人に譲り渡す行為です。
| 区分 | 相続税 | 贈与税 |
|---|---|---|
| 原因 | 死亡(被相続人の死亡) | 生前贈与(贈与者の生存時) |
| 課税方式 | 遺産税方式(亡くなった人が残した総財産に課税) | 遺産取得税方式(受け取った人が各自受け取った分に課税) |
| 基礎控除 | 最低5億ウォン(配偶者生存時、最低10億ウォン基礎控除) | 配偶者6億、成人の子5千万ウォン、未成年のお子様2千万ウォン(10年単位) |
贈与の技術:10年周期リセット
贈与税の免除限度額(例:子に5千万ウォン)は一生に一度ではなく、10年周期で初期化されます。したがって、子どもが生まれてすぐに2千万ウォン、10歳で2千万ウォン、20歳で5千万ウォン、30歳で5千万ウォンを贈与すれば、合計1億4千万ウォンを税金1ウォンもかけずに引き継ぐことができます。
3. 応用:持ち越し課税と迂回譲渡(不当行為計算否認)
家族間で資産を贈与したのち、すぐに売却して譲渡税を逃れようとする「小賢しい手口」を防ぐため、法律には2つの強力な武器があります。
(1) 配偶者等の持ち越し課税(特定資産対象)
- 状況: 夫が譲渡差益が多く発生した土地を妻に6億ウォン(贈与控除限度)に合わせて贈与します。妻は贈与税なしで土地の取得価額を6億ウォンに引き上げます。その直後、妻が第三者に6億5千万ウォンで売り、譲渡差益を大幅に減らして税金を回避しようとします。
- 法律の鉄槌: 贈与を受けた日から10年以内(2023年改正、過去5年)に譲渡する場合、取得価額を妻が贈与を受けた価額ではなく、「夫が昔最初に買い付けた価格」で計算(持ち越し)し、譲渡税を重課します。
(2) 迂回譲渡(不当行為計算否認)
- 状況: 配偶者ではなく、兄弟姉妹や姪・甥などの(特殊関係者)に贈与し、その特殊関係者が10年以内に第三者に売却する手法。
- 法律の鉄槌: 課税官庁から見て「贈与税 + 贈与を受けた人が支払った譲渡税」の合計が「ももともとの持ち主が自分で売ったときに支払うべき譲渡税」よりも少ない場合、贈与自体をなかったことに否認し、最初から元の持ち主が直接第三者に売却したものとみなして、莫大な譲渡税と加算税を課します。
4. 節税ガイド要約
- 譲渡すべきか、贈与すべきか? 価格が大きく上昇している優良な目玉資産であれば、贈与税が高くても1歳でも若いときに贈与するほうが長期的には有利です。
- 負担付贈与の活用: 住宅を贈与する際、その住宅にかかっている全州保証金(包括的な借金)やローンまで子どもに一緒に引き継ぐ方法です。子どもは純粋な財産価値から借金を引いた金額に対してのみ贈与税を支払い、贈与者は引き継がれた借金の分だけ建物を「売った(譲渡した)」とみなされて一部の譲渡税を支払うことになり、トータルの税金を大幅に減らすことができます。
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Oiyo
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